本質

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当社は、18回目の決算を迎え『自己資本比率が70%以上』となり、超優良企業や理想企業と呼ばれるカテゴリー入りを果たしました。
『自己資本比率70%以上』って言葉だけに注目すれば、”おぉ!”ってなるけど、本質はそうでもないんです。
分母がと~っても小さい会社なので、容易に達成できる数値なのだ。

自己資本比率が90%以上でも
敏腕経営者の先代が急死し、アホ後継者が莫大な資産を食い潰してま~す
爆発的なヒット商品があったがその恩恵は長続きせず、直前3期連続赤字で~す
のような状況もあるんですよ。

ということで、
1つのワードだけで判断してしまうと物事の本質を捉えることができない。

発信する側が自分を大きく見せるワードを用い
受け取る側もリスペクトし過ぎて萎縮してしまう。
このようなことで”ズレ”を生じてしまうこともある。

なので、『自己資本比率70%以上』と聞いても『で、どんな内容なの?』など
質問をすることによって本質に迫っていくことができる。

仕事でもプライベートでも会食などで
「社長やってんだよね」と聞いてもないのに自分で肩書を公表したり
「お金も車も持ってるんだよね」と聞いてもないのに自分がステイタスだと思っているモノを公表したり
「先輩&年上&客なんだぞ」と年下や立場の弱い人にオラついたり
稀に強烈な自己PRをする人をお見かけします。

どう映るかは人それぞれですが、その人の本質はそれだけでは一切見えてこない。

「なんの事業をされているんですか?」
「どのような想いで社長をやられているんですか?」
「なんでその車が好きなんですか?」
「どうしてそんな偉そうにできるんですか?」
って聞いたりすると少しずつ本質が見えてきます。

特にこういうタイプは”凄いんだぜ!”って話したくてウズウズしている。
漫才でいうとツッコミ待ちの”ボケ”状態。質問すればほぼ回答してくれる。
話題提供型タイプは、情報を聞き出すのに容易な状況にあります。
喋るだけではなく質問力も大事ですね。

関わりたくないなぁ。面倒くさい奴だなぁ。と思っても
活きる情報や参考になる考え方、そして反面教師にしなければならない人間性など
得るものはたくさんあります。

得るものがなければ時間を決めて楽しくイジって遊ぶだけ。
おだてるのと褒めるのは違うんですけど、それで喜ぶなら幸せ者です。

ついでに、”強烈自己PR人間”の取り巻きに居そうな俗に言うイエスマンについて触れると
表向きは反論もせず心地よい人なのかもしれませんが、裏では何を考え何を言っているかは不明。
ノーとは言えないのがイエスマンですから、イエスマンの意見ほど信念が無く他人や場面に合わせているだけ。
本質があるのかないのかもわからないので、参考にはならない。
ただ、常に上下関係を意識しているのでポジション取りは上手である。
そんな特徴から、社内では超偉そうにしていても社外でペコペコしているイエスマン社長も散見する。
 
 
さて、ここからは
仕事上無茶な話しは重々承知しているうえで自分の願望などを書かせていただきます。

自分は、肩書で呼ばれることはあまり好きではなく、なるべく名前やあだ名で呼ばれたいっす。
仕事でも何でも根本的には人と人の付き合いをしたいからです。
なので、肩書で集まったコミュニティとかの人間関係がどうも苦手なんですぅ。

さらに、小さい頃からそうだったのですが、褒められるのも苦手なんですぅ。
「凄いっすね~」「頑張りましたね~」「偉いっすね~」
本音かどうかもわからないですが、良い評価だけって伸びしろがなく感じてしまうからだ。
本質はたいしたことないのに、慢心してしまうこともあるので褒めることはご遠慮願いたい。

ただ、何かしらの原因で誰かの役立つことができて
感謝されると素直に受け取っちゃいます♪

本質を捉えることは大変難しいことだと思いますが、
本質を捉えられるようにやるべきことはたくさんある。

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