世界共通

ということで、前回の続き。
チキンヤロー挽回編に突入です。

海外での無力さを感じた体験は、どこかモヤモヤしたものを残しながら日々を過ごしていた。

時は経ち、、、
台湾に行くことになったのですが、英語が話せる人が諸事情により不参加となってしまった。

ん～～～　これは困った。
海外に行ってコミュニケーションが取れないことは体験済みである。。。

ピンチはチャンス！
チャンス到来♪　ってことで
一念発起し、台湾に行く約１ヶ月前から英会話を始めることを決意。

検討した結果、選んだのはDMMグループのオンライン英会話サービス。
1日25分間、Skypeで外国人とお話しをする形式で月額5,500円（現在は7,900円）を自己投資。

まず手始めに体験からスタートするのだが、、、
オンラインとはいえ目の前に外国人がいると、マジで何もできない。
そりゃそうだ。外国に行った時と同じ状況ですからね。

ただそこは優しいオンライン英会話ということで、シチュエーションごとの教材がありテキストを読みあうことからスタートもできる。
なんだそんなことかと思うが、やってみると気づきが多いんですよ。
そもそも英語をヒアリングする耳になっていないし、相手に伝わるように発言しなければならない。
そして、教材通りに聴き、話すだけでもシチュエーションごとの単語や手順を覚えられる。

聴くのも喋ることもできない奴は、徹底的にボロクソにやられるところからスタートです。
ホント柔術と同じですわ。英会話も柔術もオススメです。

そんなこんなでほぼ毎日25分間、英会話を１ヶ月継続して満を持して台湾に乗り込んだ。。。

オーーーーーーーーーーーーマイガッ！
ここで予想だにしていないことが発覚！
なんと台湾の英語力レベルは日本と同じくらいということだった。アウチッ！

英語教育を受けてきた若い世代では話せる人もいるが、年齢が上がるにつれて話せる人が少なく、観光地で学生っぽい若い人に英語で話しかけてみたが、相手も英語に自信がないのかお互いモジモジしていた。

とある駅では、行く先の切符が買えず困っていたら全く英語が話せない青年が見かねて声を掛けてきた。行きたい場所の写真をスマホで見せたら、切符の購入を手伝ってくれ乗車するホームまで案内し、一緒に電車に乗ってくれた。感謝の気持ちをなんとか伝えたいが意思疎通が出来ず、もどかしい気持ちと言葉の壁を感じた。
仕方なくスマホの翻訳ツールを使用したところ当時の精度はかなり悪く、この心優しい笑顔が素敵な青年の言葉を翻訳したスマホの画面には　「私はスパイです。」　と表示された。

その他でも特に英語を試す場もなく、不完全燃焼のまま台湾を後にした。

時は経ち、、、
再度チャンスは訪れた。

グアムに行く計画が立ったので、台湾以降オンライン英会話を休会していたのだが再開し、今度は３週間前からほぼ毎日25分英会話に励んだ。

今回は英語圏のグァム。
さぁ、俺の挑戦を受けてくれ。。。

ホテルのロビー、レストラン、街中のショップなど、拙い英語であるが会話ができました♪

自信となったのは、リンボーダンス？ファイアーダンス？を観覧しながら食事ができるレストランに向かうバスでの出来事。バスの運転手の後ろに陣取り、隣には現地ガイドの兄ちゃんが座っていたのだが、移動時間の約20分間を３人で楽しく英語でコミュニケーションが取れたのだ。

「何歳？」
「何歳くらいだと思う？」という合コンみたいな返しから始まり
現地ガイドが24歳なのに「35歳？」って言ってみたり
逆にこっちが20代に見られたり
お互いゲラゲラ笑いながらスタートした。

「日本の文化とか知ってる？」
「日本の音楽が好きなんだよね～」
「誰が好きなの？」
「Perfume」
「え～！Perfume？　何の歌？」
「チョコレートディスコだよ」と言って現地ガイドがスマホをイジリ、チョコレートディスコを流し始め座りながら踊り始めた。
こりゃ相当好きだわ。

ノリが良いので
「日本の女の子は好き？」
「超大好き」
「経験あるの？」
「ワハハハハハッ！」
下ネタは世界共通ということも再認識できた。

ただ、他の日本人観光客も居たバスなので「騒がしくて寝れなかったよ」と憎まれ口を叩かれたが、騒がしいくらい英語でコミュニケーションを取れたのはオンライン英会話の成果である。

1日25分+約2カ月の”時間”と、11,000円の自己”投資”。
短期集中であったが行動＆継続した結果、良い経験となった。

過去の失敗や自信の無さから【英語でコミュニケーションが取れるのだろうか？】と、暗雲が立ち込めるところへ進むような不安な感覚であったが、いざ前進してみると進んだ者しかわからない景色がそこにはあった。

ちなみにオンライン英会話では各国の講師を選べるのだが、アフリカ男性とめちゃくちゃ気が合う♪