ベトナム【前編】

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行ってきましたよ~ ナムナムベトナム!
ベトナムは細長い国で、北部に首都ハノイ、南部にホーチミンと2大都市がありますが、今回は中部のダナンという比較的治安が良く近郊に世界遺産もある人気なリゾート地を選びました。
やはり現地に行くことで得られるモノがありますね。

ベトナムって悲しい歴史なんですよ。
さまざまな国から干渉を受け続け、独立したのは1976年と最近です。(3コ先輩)

古くは中国王朝の支配下であり、その後はフランス統治下となりギロチン処刑台が街中に設置されていたほど、厳しい虐殺や宗教弾圧がありました。第二次世界大戦中はドイツ&日本から干渉も受け、終戦後に独立しようと試みましたが、独立を阻止しようとするフランスとのインドシナ戦争やアメリカの干渉によるベトナム戦争を乗り越えての独立となります。

そんな時代背景から、宗教は仏教がメインですがキリスト教やヒンズー教なども信仰されており、東洋&西洋文化が入り混じる建築様式で、インフラ整備も充分でない雰囲気を感じました。ちなみに私は無宗教&無信仰。

人口は1億人に迫る勢いで増え続け、国民の半数以上が30歳未満と若い世代が多く
通貨の1ベトナムドン=0.006円と計算が大変で、レストランで100万以上のレシートとかビックリする。物価は日本と比較してかなり安く、業種問わずの平均年収が40万~50万位である。
車、バイク、家電、空調設備など日本製品が多く流通しており、紙タバコの喫煙率が高かった。
50cc未満のバイクは運転できるようになってから…というあいまいな基準のため、中学生くらいの子供達でもバイクを運転している。交通ルールは、歩行者信号が青でも車&バイクが容赦なく突っ込んでくるので、免疫のない初日は道路をなかなか渡れず。(渡る方法は、手を挙げて轢かれないように注意して前進のみ)
車の横をバイクですり抜けるのは当たり前で、車同士は譲らず我先に前進あるのみ。事故を起こさないための自己アピールにクラクションはすぐ鳴らす。
日本であればかなり悪質な”あおり運転”になるだろうが、ベトナムの交通事情ではそれが普通であり、横入りされようが、急ブレーキしようが、クラクションを鳴らされようが皆さん全然気にしない(笑)
ちなみに、バイクは”お父さんが運転&その前に子供&お父さんの後ろに子供&その後ろにお母さん”のような4人家族だったら4ケツ状態がアタリマエ~。事故のリスクまでは考えてないのかヘルメットは着用したりしなかったり。でも排気ガス対策としてのマスクはほぼ着用している。

ある意味自分に素直で、周囲からの目は気にしないというメンタルを持っており
リゾート地もあってか閉塞感はなく、むしろ場所によっては活気に溢れていて、細かいことには気にしないおおらかで気持ちに余裕がある感じがした。
怒ってもよい相手だと認識するとボロクソに叩いたり、正義感を振りかざしてネットやマスコミで騒いだり、周囲の目を異常に気にして変な自己肯定感に陥ったり、相手に謝罪させることで満足感や承認欲求を満たしたり、文句ばっかり言ってすぐにキレる人間は周囲から見ていると可哀想な気持ちになる。いつも笑顔でいられるような心の余裕を持つことがどれだけ幸せなことなのかベトナムの地で思った。

移動手段は基本的にウーバーイーツのような民間タクシーのようなもの。
ベトナムではGrab(グラブ)がオススメということだったのでアプリをダウンロードし、利用者の基本情報とクレジットカードを紐づけさせておく。現地での使い方は超簡単。
①起動するとGPSで自身の場所が表示される(以下、地図が表示されたまま)
②行先を入力する(Googleマップからコピペなど)
③近くの運転手が迎えに来る(車両ナンバー&顔写真&名前&評価が表示され、チェンジ可能)
④乗車する(行先も料金も済の状態なので特に話すこともなく、マップ上で移動状況も確認可能)
ちなみにGrabの意味は「掴む」という意味で、移動手段を掴むってことらしい。
料金はベトナムの営業車タクシーよりも約半額で使用可能。イメージはこんな感じ。
乗車距離8km  ・日本 3,800円 ・ベトナムタクシー 1,000円 ・Grab 500円

③の運転手はゴロゴロ待機しているからほとんど待つこともなく、観光地では目の前にいることも。
年収48万だとすると月4万円。マージンを抜かれたとしても1回で400円の収入と考えたら、そりゃ人も集まるだろう。車を持ってない人はバイクでもGrabができる。
口コミや評価もつけられるので、”ぼったくり”なんてしようもんならすぐに低評価でGrabから抹消される。
な~~~のに、ぼったくりされそうになったんですよ(笑)
このエピソードは【続編】にて。

現地のコミュニケーションは、基本ベトナム語だがリゾート地もあり英語を話せる人も多い。
ホテルやレストランやタクシーなどは普通に英語で、相手がベトナム語しか話せない時はGoogle翻訳アプリで対応可能。事前にオンライン英会話をしていたので、そこまで困ることはなかった。

食事は、、、、、
味とか香辛料とか衛生面とか臭みについては、特に記載はしないでおこう(笑)

そんな感じでベトナムは、
バリバリの経済発展途上国であり、熱気と湿気がハンパない国だった。

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