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普通の公立中学校に通う受験生の生活について驚愕した。

平日の学校は、8時30分~15時30分と仮定すると7時間。
授業50分+休み時間10分×6セット=6時間
ホームルーム&昼休み&掃除=1時間
内訳はこんなところでしょう。

早ければ既に引退をしている時期かもしれないが、授業終わりの部活動が2時間と仮定すると
学校での時間は、「9時間」である。

学校と仕事ではもちろん内容は違うが
厚生労働省が定めている法定労働時間は原則1日8時間、週40時間を超えて労働させてはいけない。
とあるので、時間軸ではほぼ変わりはない。

授業は文部科学省による中学校学習指導要領に沿って行われる。
教育内容や方針についてとやかく言うつもりはないが、改めて考えてみると
様々な教科について日々新しいことをインプットしている。

そして、基本受け身の授業だけでは本当に理解しているかわからないので
その成果を確認するために定期的にテストを実施し点数という評価を受ける。
このテストによる点数というものが過酷なもので
平均点や順位、偏差値などで自分の立ち位置がどれくらいなのかという現実が突きつけられる。

会社でも仕事に関する様々なジャンルのテストが定期的に実施されて
それを基に評価され、現実を突きつけられたらどうなるのでしょうか。。。

さらにアオハル全開の学生生活には、
友達作りや付き合いがあって、たまに喧嘩して悩んだり
好きな人ができたりできなかったりの恋愛があり
同級生&先輩&後輩など個性豊かな生徒や先生達との集団生活を過ごすのだ。

こちらも同じように、仕事も大なり小なり集団生活があり、人付き合いが必要となる。。。

ちなみにこれは学校だけの話しであり、塾に通っている学生はさらに
平日で19時~22時 3時間のインプットおかわりタイムが追加される。

受験生にもなると、中間&期末テストの約1ケ月前からは土曜&日曜は、13時~22時まで塾だという。
休日とされている土日に、1日9時間。

普通の受験生の時間軸をまとめてみると凄いことになっている。
平日塾あるバージョン 学校&塾 10時間
土日塾あるバージョン 塾 9時間
一週間、一か月・・・
ぶっ続けたらまさに驚愕である。

今やるべきことと認識しており、当たり前の環境として日々を過ごしている学生に感心した。
偏差値や評価などで競争社会にいるにもかかわらず、コツコツ自己成長のための時間を過ごしている。

当たり前だが、学生よりも社会人の方が残された時間は少ない。
そして、社会人の方が自己の意思決定によりどのような時間を過ごすか決められる。

時間は誰にでも平等に与えられた有限資産である。
どのように時間を使うかも自由である。

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