BJJ-BIZ

BJJ

ちょっと変わったイベントに参加してきました。
その名も・・・『BJJ-BIZ』
ブラジリアン柔術とビジネスを掛け合わせたなんとも怪しい会。

参加条件は、経営者または経営幹部で柔術家であること。
こんな条件に該当する人は少ないだろうと思いながらも、新宿コズミックスポーツセンターへ向かいました。

実際に行ってみたら予想以上に参加者が多く、スーツ姿の男達がゾロゾロと会場に入って行き受付を済ませ、畳の上で道着に着替えている光景が少し笑えた。

当日のスケジュールはこんな感じ
・主催者からイベントの主旨説明
・参加者全員の自己紹介
・UFCファイターによるテクニックセミナー
・試合形式のスパーリング&合間に名刺交換
・集合写真

人生初の道着姿で名刺交換をし
AI技術者、動画クリエイター、キャリアデザイナー、営業支援プラットフォーム、人材コンサルティングなど
いろんな方と交流ができました。

通常の名刺交換と圧倒的に違うところは「距離の縮まり方」ですね。
そりゃそうです。物理的に相手の懐に飛び込むのがブラジリアン柔術ですから。

畳の上でゴロゴロ取っ組み合いしている時は、役職も会社規模も関係なし。
どんな車に乗ってるかも、どんな腕時計をしているのかも関係なし。
忖度なんてものはなく、シンプルに『1人の人間」として向き合う。
落ち着きがあって物腰は柔らかいけど、各人が”自分の軸”を持っている印象でした。

奥深いなと感じたのが、柔術をしていると仕事のスタイルを感じられるところ。
・じっくり観察して動く人 → 冷静沈着戦略型
・相手の力量を把握して優しく手ほどきができる人 → 育成協調型
・すぐに力で押そうとする人 → ゴリ押し感情型

例えば、相手に馬乗りになると”マウントポジション”という、かなり有利な状態になります。
逆に、馬乗りになられるとかなり追い詰められた状態になります。

それぞれの状況に対して、どのように行動するか?を観察しているだけでも面白い。
■マウントポジションを取られた(追い詰められた状態)⇒
①「やばい!」と、なりふり構わずとりあえず力任せに暴れまくると、腕や首に隙ができて、関節技&絞め技を狙われ即終了。
②不用意に腕を伸ばしたりせず絞め技を警戒しながら首を守り、まず自分がどのような体勢になっているか冷静に分析。これ以上、不利な体勢にならないように相手の重心や体勢を崩しながら、一気に脱出するのではなく少しずつ状況を良くするポジションに移行していき、確実に安全圏までの道のりを遂行する。

■マウントポジションを取った(有利な状態)⇒
①相手の力量や出方を様子見ることなく、自分のタイミングで関節技&絞め技を一気に極めに行く。そして、5分間のスパーリングの間に何度も相手を極めまくる。
②自分の体勢が崩されないようにしつつ相手の動き方で力量を計る。自分の動きに対して、相手が対処が出来ているか確認する。ジワジワと自分の有利なポジションを手順を追って進めていき、関節技&絞め技を狙う。極める時も相手がタップできる余裕を持って制圧する。たった5分間だが、相手にとって気づきや学びがある時間を提供する。

柔術も仕事も②のタイプとお付き合いがしたいし、自分もそうありたい。

そんな感じでスパーリングを観察していたら、90kgはあるガタイの良い若者青帯イケメン外国人が「ヤリマショウ」って声を掛けてきた。既に道着は汗びっしょりで額から汗が滴り落ちているほどかなり仕上がっている状態(笑)
「全然年齢も階級も違うじゃ~ん!でもやる??」って聞いたら「ヤリマショ~」と言うので、こっちも負けじと汗を吹き出しまくって身体と技術のぶつかり合い。終わったらお互い笑顔で「ありがとうございました♪」
若者から声掛けられるシーンなんて普段ではあまりないですからね。嬉しい限りです。

最後は、参加者全員で肩を組んで集合写真。
あとで送ってもらった画像を見るとみんな笑顔でした。

会場は〇〇時には完全撤収なので、解散の「ありがとうございました!」の挨拶したら後片付けをして、全員パッと帰路につく。このあと飲みに行きましょう!的な声はどこからも聞こえず、相手に配慮がありダラダラと時間を費やさないところも良かった。

参加者の『人柄』が滲み出てしまう「BJJ-BIZ」は、とても面白い交流会でした。

柔術も仕事も、結局は「人」が試される世界。
『他人とどう向き合うのか?』
『自分とどう向き合うのか?』
その立ち振る舞いに”真価”が問われている。

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