身体を動かすことを趣味としている人はたくさんいると思います。
私もその一人。
趣味をすることでの ”目的” や ”楽しさ” って、人それぞれでしょう。
以前、ゴルフが上手になりたくて練習場に通ったり、コースに行ったり、プライベートレッスンを受けたこともあった。
しかし、今は仕事&プライベートも含め、お付き合い程度(年に2~3回)しかゴルフはやらない。
なぜか??
仕事関係でとあるゴルフコンペに参加した時に”衝撃”を受けたからである。
そのゴルフコンペは歴史があり、参加人数も多く特に年配者が目立った。
私は初参加であったが、優勝者発表が近づいてくると周りの人達が
「今年も〇〇さんかな~」 「〇〇さん、まだ呼ばれてないだろ~」 と言っている。
で、周りの期待通り「優勝者は〇〇さん!」と呼ばれて出てきた人を見て衝撃だった。
超デブ。
太ったアメリカン体型で、横から見るとお腹の部分が一番出ており、ベルトの上にミートがオンされているのが容易にわかる。
(マジかよ。ゴルフってデブでも優勝できるスポーツなのかよ) って、率直に思った。
そして、たしかにゴルフをやっているけど痩せてはいない自分に気がついた。
その後、〇〇さんの様子見ていたらセレモニー終盤なのに、目の前の食べ物をガツガツ食べ、飲み物をガブガブ飲んでいる。
王者の立ち振る舞い。。。
年齢は自分と同じくらいなのか? 年上なのか? 見た目も不明である。
もちろんアスリートではないが、アマチュアってことを差し引いても”カッコイイ”とは思わなかった。
それから数年後、「ブラジリアン柔術」に出会った。
どちらも経験した上で、勝手に比較。
◆ゴルフ◆
【時間】・18ホール 5時間以内が目安+現地までの移動時間+食事休憩 ・練習 移動&打ちっ放し
【道具】・ゴルフクラブ ・ゴルフバッグ ・ボールなど小物 ・基本車移動
【資金】・スタートするのに安くても5万円~ ・練習料金 ・コース料金 ・高速料金 ・ガソリン代 ・買換え&追加購入(ゴルフクラブ、ボール、グローブ、ウェア)
【技術】・腕前&道具が進化
【景品】・主催者側による ・いろんなジャンルの景品
【コース会場】・自然を感じられる ・爽快感がある
【天候】・晴れテンションUP ・雨&強風 テンションDOWN ・雪&雷 中止
【マナー&ルール】・厳しい&細かい&複雑
【国内競技人口】・670万人(2018年推測)
【年齢層】・60~70代が全体の約40%(高齢者層が多い)
【喫煙者】・アイコス&紙タバコ愛用者 ・喫煙所に人がいることが多い
【消費カロリー】・1打で約1キロカロリー ・18ホール ※カート無し 600~900キロカロリー
◆ブラジリアン柔術
【時間】・試合 5分~10分 ・練習 1~2時間 ・自宅&通勤近くのジム 車5分orチャリ10分
【道具】・道着 ・帯
【資金】・スタート時に無料体験有 ・道着 5,000円~ ・会費 通い放題で月額 8,500円(地域等による)
【技術】・腕前のみ ・道具が進化することはない(設備投資不要)
【景品】・メダル(金・銀・銅) ・プロテイン&Tシャツなど
【試合会場】・武道館&体育館(熱気&ニオイがこもることがある)
【天候】・左右されない
【マナー&ルール】・反則だけ気を付ければ基本OK
【国内競技人口】・3万人(2019年推測)
【年齢層】・35~44歳が全体の約60%
【喫煙者】・ほぼ皆無 ・喫煙所が併設されていることはない
【消費カロリー】・1時間で約700キロカロリー(有酸素運動+無酸素運動+全身運動)
振り返ってみると自分の趣味に対する考え方はこんな感じだろう。
「短時間で投資資金が少なく、楽しく健康的な身体作りができること」 である。
もちろん競技仲間と親交が深められ、毎回充実感を味わえることも大切なポイント。
柔術競技者でぽっちゃり肥満の人は少なく
細身 or 細マッチョ or 筋肉質 or 筋肉ゴリゴリ系で、スタミナを持ち合わせている人が大多数。
メラビアンの法則でも”第一印象は見た目が55%”の割合と言われている。
どちらも経験したうえでブラジリアン柔術を選択するのは自然の流れだろう。
だからと言って、ゴルフをディスっているわけではない。
仲間内でラウンドすれば、コースに響き渡るくらいゲラゲラ笑って楽しい時間だ。
ただ、まだ肉体的に鍛えようという考えがあり
競技年齢的にゴルフの方が年齢を重ねてもできるという思いである。
”今”ではない。 という選択。
ただ競技人口を見ると、圧倒的にブラジリアン柔術の人気はない。