「なにを目指しているんですか?」
これ、柔術やっているとよく言われるフレーズなんですよ。
聞いておいてそりゃないでしょ~
って思うんですが
説明すればするほど、そうなんでしょうね。
・覚えることが非常に難しい
・覚えたと思っても上手に技がかからない
・相手が自分より上級者の場合、必ずボコボコにされる
・頸動脈を絞められて苦しい思いをする(たまに気絶)
・関節を曲がらない方へ持っていかれる(タップしなければ靭帯伸びるor骨折れる)
・オジサン同士 汗かいて密着する(べっとり)
・自分より身体がデカイ奴とも密着する(肉厚&圧迫)
・時には外国人とも密着する(Oh,Yeah~)
・たまに臭い奴がいる(Oh my God!)
挙げればキリないですが、、、
そりゃそうなんです。
質問が「辛くないの?」「痛くないの?」「臭くないの?」な内容が主ですから。
ネガティブへ意識を向けるほど、負の感情は増大していきますからね。
「なにを目指しているんですか?」
と言われた時は、こう思っています。
「誰かにどう見られたいか?」とかではなく「自分がどうありたいか?」
これに尽きるんですよ。
思うがまま行動です。
多様性の時代なので、人それぞれですから。
競技者でない他の人から見れば辛いことばかりなのかもしれませんが、自分は楽しさ100%なんですわ。
毎回、新しい発見&充実感を味わえているので。
自分の行動を基に「発見」があるということは、主体性100%からの「学び」ですから。
主体性と言えば、SNSなどに翻弄されているな~ って人を見聞きする。
「〇〇がこう言ってた」
「〇〇が〇〇に行ってた」
「〇〇と〇〇が繋がってた」
「〇〇が”いいね!”してた」
これ自分以外の人に振り回されちゃっているだけですよね。
であれば、自己発信している人の方が有意義なんじゃないかなと思う。
他の人のことを気にし過ぎて生きているよりも
思うがまま自己発信している人の方が
良い意味でも悪い意味でも”気にしない強さ”のような不思議なパワーを感じる。
「周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる」
有名な言葉ですね。
仕事柄いろんな経営者に会いますが、こんな”気にしない強さの人”もいるんですよ。
自分だけ異常に高い給料貰って従業員へ還元はせず
会社の金使ってキャバクラ行って若い女の子と密着して
飯食って酒飲んでプレゼントして・・・
「なにを目指しているんですか?」