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3月21日は、野原廣美さん75歳(古希)の誕生日🎉

家族で集まってお祝いしたいのだが、
毎年誕生日の頃は、那須の別荘で愛犬アビーと山籠もり。
今年も例外なく、人里離れた場所でひと時の休息をしている。

母は、3歳の自分にセブンスターを吸わせる破天荒な祖父と峠をスカイラインで単独暴走する祖母の間に、三姉妹の長女として生まれた。
幼い頃から家事の分担をしていたのは、料理。
その頃に培った料理の腕で、父の胃袋をガッチリ掴み、結婚。

それ以降、父と息子たちの腹を満たし続け
父は今でも「母の料理が一番美味しい」と言って食べている。

料理について聞くと「レシピなんてないから、二度と同じ物は作れないよ」と「味付けは適当よ」が決まり文句。全て頭の中にあるので、教わる側は再現できない。伝統工芸の職人技のようである。

でも、父を含め我々兄弟が健康に育ってきたのは、間違いなく母の手料理のおかげだ。

「腹が減った」と言えば何かしら食べる物を用意してくれ、育ち盛りの時には1日に米一升を炊き、
ロン毛で腰パンの世間知らずのクソ生意気な高校生の自分にお弁当を作ってくれた。今思えば、お弁当箱くらい自分で洗えばよかったと思う。
毎日毎日、本当にありがとうございました。

母は小学校の教員をしていて、子育てに専念するため教員を退職し、専業主婦になり
少し時間に余裕ができるとパートをし、家計も支えた。

「疲れた」「具合が悪い」など弱音は吐かず、どんな理由があろうと家事をやらないことなんて見たことはない。むしろ、”私はやることやってんだからお前たちもやるべきことやりなさい”と行動で示していた母であった。

3歳児より自由奔放で、5歳児より家事ができない父の身の回りの世話をし続け、29年前に父が税務署を退職し、税理士として開業した時からずっと仕事も支えている。

我が母ながら”内助の功”を体現し尊敬しているが、、、気性がと~~~っても荒い。
例えるなら、ACミランに所属しイタリア代表にも選出された”闘犬”ガットウーゾのようなプレースタイル。サッカー好きには、その気性の激しさは伝わるでしょう。
自分が高知県の土佐犬ミュージアムに訪れた時に、強そうな土佐犬の絵があったので、母に「見つけたよ」というメッセージと共に写メを送ってあげたこともある。

相手が誰であろうとブチギレたら面と向かって言うことは言う。
その場に居なければ、わざわざ電話してまで言う。
一度喰いついたら気が済むまで離さない。
幼少期に覚えているのは、父方の親戚関係者に対して電話でもの凄い剣幕でキレていて、父も黙ってそれを見ているしかない状態であった。
相手方の親族に物凄い剣幕でブチ切れることってありますか??

夫婦喧嘩すれば「ガシャーーーン!!」と大きな音がするのですぐわかる。
怒り心頭!皿をシンクに叩きつけて割った音が開戦の合図だ。
我々兄弟はそそくさとその場から逃げることとなる。

息子達が思春期になると「うるせぇババァ!」と母親はナメられてしまうが、ナメた態度を取ると「ふざけんじゃないわよ!」と”ガルルルル”の闘犬モードになって、さらに面倒くさいことに。

父の仕事の手伝いでは、
売上金額が未回収となってしまった連絡がつかない顧問先の家に押し掛け、キッチリお金を回収してきた。
「例え少額でも仕事はしたんだから!金額じゃないよ!」と咆哮。
職場では、還暦過ぎた年配者が若手社員に迷惑かけまくっていると、至近距離で「ふざけた仕事してんじゃないわよ!〇〇ちゃんが困ってるじゃないの!・・・ピー(パワハラ)ピー(ノハラスメント)」と咆哮。

歳を重ねるにつれてようやく落ち着き
今となっては、気になることがあっても黙って静観している。

ただし、一定のラインを超えたらきっと発動するだろう。
静かな人が本気で怒ると怖い、アレである。
静かではないが。。。

長男は「健太郎」、次男の自分は「康弘」
2人合わせて健康という意味を込めて名前を付けた。

そして、三男が生まれた時に父が健康第一(けんこうだいいち)の語呂に掛けて、大地(だいち)と命名したいと母に伝えたところ 「野原大地なんて、何よそのイモ臭い名前は!お腹痛めて産んだのは私なんだから、3番目は私に名前をつけさせて!」と誰も反論できない主張が通り、三男は「悠太」と名付けられた。
健康で悠々と育ってほしい。
という意味合いだそうだ。

子育てをして、
夫の仕事の手伝いをして、
それぞれの親の介護をして、
義理の娘たちには優しく、孫の面倒と成長を楽しみにし、
還暦から英会話を始めて「年寄り留学」と言いながら、父を置いてイギリスへ短期留学に行ったり、
トイレに籠って大好きな読書をしたり、
健康だからと人間ドックには行かず、
現役で仕事をしている愛犬アビーとベッタリなパワフルな廣美さん。

昨年無事に『金婚式』を迎え、家族や職場の人達でお祝いをした。

75歳になるのに新車を買って
まだまだ那須まで爆走するのは、祖母の血なのか。

長男「健」太郎
次男「康」弘
三男「悠」太

文字通り、
いつまでも健康で、悠々自適に過ごしてください。

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